» 2010 » 2月 » 08のブログ記事

昨年末に税制改正大綱という、来年度の税制の方針となるものが出されました。皆さんご存知のとおり、所得税の項目では扶養控除の一部廃止などが大きなトピックとなっていますが、今日は「中小企業倒産防止共済制度の拡充」についてコメントしたいと思います。

「中小企業倒産防止共済(経営セーフティ共済)」とは、取引先等の倒産により売掛金の回収が困難になった場合に、掛金の10倍までの融資を「無利子・無担保・無保証」でうけることができるものです。しかも、この掛金は全額所得から控除することができ、40か月以上加入し続ければ、掛金の全額が返ってくるという、『貯金しながら節税できる』素晴らしい制度です。

そんな中小企業倒産防止共済制度、いくらでも掛金を拠出することができるわけではなく、これまでは月額で8万円、総額で320万円が限度となっていました。
ですので、すでに加入されている方で、「もう限度額まで掛金支払ってしまったから節税できないわ…」と思われている方もいらっしゃるかと思います。

それが今回の改正により、「月額の掛金が20万円、総額で800万円」まで限度額が拡充される予定となっているのです!!
これで、320万円まで掛けきっている方もさらなる節税が図れますし、大規模な取引先の倒産が起きたときのリスクも回避することができます。

なお、この改正は、平成22年4月から実施される予定となっています。これをきっかけに中小企業倒産防止共済制度について再度検討してみるのもよいのではないでしょうか?

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